ハエ・蚊の防除

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ハエ・蚊の防除

ハエの生態を知る

ハエは日本で確認されているだけでも300種類と言われています。
中でも家の中で生息するハエは大きくイエバエとコバエの２つに分かれます。

イエバエはキッチン周りや食べ物に集まってくる比較的大きなハエで、コバエはシンクの三角コーナーや排水溝、トイレや風呂場等、水回りで発生する小さいハエです。

ハエの詳しい生態

施工の流れ

①事前調査→②環境整備→③防除作業

①事前調査

目視調査

厨房・パントリー・給湯室の排水回りを重点的に調査を致します。

排水構内、グリーストラップ内に成虫や幼虫の生息の有無を確認します。

地下1F以上の店舗では雑排槽や汚水槽内に成虫や幼虫の生息の有無を確認します。

捕獲調査

・人の動線や目立った場所を避けてハエトリリボンや粘着式のライトトラップを設置します。

・捕獲された個体を種類別に数値化して個体数の多い種類については発生源を確認します。

・調査結果からお客様に一番良いサービスをする為に対策を検討致します。　

②環境整備 (皆さんが実施する日常又は定期清掃)

厨房の排水溝やグリーストラップ内を毎日又は１週間に１回清掃しましょう。

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排水溝の蓋に使用しているグレーチンク゛の隙間も汚れやすい部分ですのでブラシ等で洗いましょう。

冷蔵庫下に設置してある水受けトレイ内の水も定期的に処理しましょう。

汚水槽・雑排槽内は産廃業者に定期的に清掃してもらいましょう。

③防除対策

中型や大型のハエ類の対策

・イエバエ・ニクバエなど、中型から大型のハエは建物内部で発生する事は少なく多くの成虫が外部から侵入して内部を飛来する事がほとんどです。発生源対策として厨芥類の始末を十分に行う事で発生を抑えることができます。

・侵入対策として窓や換気扇などに網戸をつけたり人の出入りをする場所は開放したままにしない。自動ドアの設置や二重扉にする事をお勧めします。

バエ・チョウバエ類の対策

・発生源対策を行う。清掃や洗浄によって発生場所を除去する事が基本です。特に厨房など食品を扱う場所では薬剤処理は難しい事が多いです。

発生場所と防除方法

・浄化槽　　　通気口に網を取り付ける。
・マンホール　隙間のない防臭型にする。
・排水槽　　　高圧洗浄が実施しやすい形状にする。
・雑排水槽　　産廃業者に定期的に掃除を依頼する。
・厨房　　　　ライトラップを設置して捕獲する。
・排水系　　　清掃しても発生が無くならない場合は薬剤を散布する。

年間施工のサイクル

蚊の生態を知る

一般的に見られる蚊は、アカイエカ・ヒトスジシマカ(やぶ蚊)です。
蚊は水のあるところに卵を産み付けます。その場所は屋外できれいな水・汚い水・空き缶やタイヤなどの溜まり水を好むものなど多様です。
アカイエカは夕方から夜にかけて、ヒトスジシマカは昼から夕方にかけて吸血します。
雌のみが産卵のため吸血します。雄は吸血しません。